アルミ製シーブの摩耗対策にダイクロン  No.D-9

お客様のお困り事
製紙会社様の抄紙機(紙製造機)のドライパートで紙を案内するキャリアロープ用シーブ(ガイドロール)の摩耗が激しく、それが原因で頻繁にロープが外れ生産に支障をきたしてしまうためご相談いただきました。
問題点
① キャリアロープのみで回転するため、シーブをアルミから鉄やステンレスに変更し摩耗を減らしたいが、重量が重くなり変更不可。
② 硬質クロムめっきを検討したがアルミ母材に処理は出来ない。
(アルミに直接、電解めっきが不可能なため下地めっきを施しその上に硬質クロムめっきを施すため剥離の可能性が増してしまう)
③ 熱がかかるため、高温下でも耐摩耗性能を維持したい。
④ 頻繁に交換するため、製作費用と交換費用が掛かってしまう。
蒲田工業からのご提案内容
アルミに直接処理可能で、硬質クロムめっきより耐摩耗性が有る、『ダイクロン』(電解硬質炭化クロムめっき)を提案しました。
ポイント
① ダイクロンは硬度がビッカース HV1000前後と硬く耐摩耗性能が非常に高い。
 *硬質クロムめっきはHV800前後
② 簡単な下地処理で直接めっき処理が可能。
③ シーブ母材は再利用が可能。
④ 高温下のご使用でも硬度低下が少なく耐摩耗性能も維持できる。
 (300℃でHV 900前後…硬質クロムめっきの場合はHV400前後まで軟化)
ダイクロン

解決した内容、お客様の声
シーブの摩耗が1/10以下に減り、ロープ外れが無くなり安定操業ができ、メンテナンス回数や費用を大幅に削減し、歩留りも向上し製造コストを下げる事ができました。シーブは再処理が可能でエコにも貢献します。
蒲田工業がご提供できる価値
ダイクロンめっきをはじめ溶射、超耐摩耗肉盛り溶接、セラミックライニング・スリーブライニング、DLC、無電解ニッケルめっきなどの摩耗防止処理や耐摩耗性とクッション性を持った処理、完全非粘着でなおかつ耐摩耗を有する付着防止処理、滑り性と耐摩耗性をもつ処理、ノンスリップ性能の高い処理など特徴をもった高性能な処理技術で、製紙・製鉄・食品・印刷・製薬・ケミカルなど様々な業種のお客様に数多い実績や納入事例でお困り事を解決します。
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